2019年12月にオープンしたco-ba ebisu。施設の立ち上げがひと段落着き、いよいよ温めていたコミュニティ企画を打ち出していこうかという矢先、世の中を騒がせ始めたのが新型コロナウィルスでした。その火種は見る見る大きくなり、社会や人々の暮らしがあっという間に変わって行く中で、私たちの働き方も急激に変化しています。
大企業をはじめとした、たくさんの企業が一斉にリモートワークを開始し、これまでオフィスにこもっていた多くのワーカーが、自宅や自分の周りの仕事ができる場所を見つけ始めました。子供や家族との暮らしと両立しながら、自分の働く時間を見直し、向き合うようになりました。
多くの人が、意外とテレカンでもミーティングは成立すること、リモートワークでも作業ができること、を体験したのではないでしょうか。そしてまた、多くの人が、1人で仕事をする孤独、仕事を通して誰かと繋がることのありがたさ、そんなことを感じたのではないでしょうか。
このように、日本中そして世界の人が自分の「働き方」や、「働くことで得られるもの」に向き合っています。だからこそ今後はより一層、人と人とが繋がり新しい価値を生み出す「コミュニティ」が必要とされるのではないかと考えています。
コミュニティを活かした「場」を運営するシェアードワークプレイス、co-ba ebisuのコンセプトは「働き方解放区」。今までコワーキングやコラボワークをあまりしてこなかった、大企業の社員や、フリーランスのクリエイター、スタートアップの起業家などにも利用していただきたいと考えています。
今後は更に、所属や職種の垣根を超え、未知の出会いから新しい価値を生み出すことを目指していただきたいと考え、2020年3月31日(火)より新規の取り組みとして「Community Growth Member 制度」を開始します。