東京デンマークWEEK2015 in co-ba shibuya。
『起業することが福祉に繋がるデンマーク？』をテーマに、岡村彩さん (ayanomimi代表)とco-ba創設者である中村真広（tsukuruba inc.代表)が、別府大河さん（Epoch Makers代表）を交えてトークセッションしました。

"ヨーロッパの都市の中で起業するのに最も適している都市No.1" に選ばれたコペンハーゲンのスタートアップシーンのプレゼンテーションでは、大学内インキュベーションセンターなど国を上げたサポート体制、早くから効率化された行政システムなど、若手起業家を取り巻くリアルな環境を聞くことができました。

北欧的な農耕型のゆるやかで穏やかな成長や利益に対する考え方は、なぜ働くのかという本質的な問いを内包していて、会場からも質問や意見が飛び交いました。
「1つのパイを分け合う」というより「一人一人がパイを持ち寄って大きくなったパイをみんなで分ける」という「参加」するという意識が根付いたデンマーク。それはどこか古くから日本人の持つ感覚とも近く、現代の社会活動にどう取り入れていくのか、ということを見つめ直し、アイデアをシェアする有意義なセッションとなりました。