DAY 1 研修初日は奥多摩から

  • 2015/10/19

ついに始まったツクルバでの研修。滞在先は中目黒で代官山を抜けて渋谷へ行くという通勤経路。広島から出たことがなかった自分には信じられない1日が始まりました。

まずはツクルバオフィスでの朝会からスタート。“先週のよかったこと”をシェアするのが新鮮でした。オリエンテーションを経てco-ba shibuyaへ移動。スケジュールの確認をしてたらあっという間にお昼に。渋谷駅から電車に乗って奥多摩へ。

初日に訪れたのは東京都西多摩郡奥多摩町にある「東京・森のcory」。JR青梅線の古里(こり)駅から歩いて15分くらいのところにあります。初めての東京生活の初日が奥多摩とは思ってもみませんでした。新宿を越え、中野を越え、立川を越え、どんどん山の中へ。広島でも見るような景色なので私にとっては大都会より安心できます。おいしい空気を吸いながらてくてく歩きます。

IMG_1088

「東京・森のcory」は「東京・森と市庭」「木工房ようび」「ツクルバ」の3社が始めたプロジェクト。3棟の建物がある中でツクルバが運営するのがログハウスです。

IMG_1092
▲「東京・森のcory」ログハウス

IMG_1095▲暖炉のある風景

IMG_1100▲私のお気に入りはこの階段

IMG_1098▲外には東京の森が広がる

「ここも東京なのか!」と驚くような静かで穏やかな環境の中にたたずむログハウス。暖炉や檜風呂もいいのですが個人的には階段がいいなぁと思いました。そして何よりこのログハウスが手作りだということがあったかい雰囲気を生み出しているのだと思いました。都心から約2時間、忙しい毎日にちょっと一息入れたい人たちがここで癒されていくのでしょう。

私の父方の実家は広島市の奥の方、湯来町というところにあります。広島市内からバスに乗って約1時間、奥多摩と同じような静かな環境に加えて近くには温泉もあります。故郷のこれからを考えるとき、立地や施設も大事ですが“そこにどんなストーリーを描くか”が重要なのかなと感じた1日でした。

12170750_917620914987448_923710096_n
▲森のcoryログハウス前にてオーナーさんと

◆今日のみっちー日記◆
10/19(月)・晴れ
・周辺環境や空間の魅力も大事だけど“そこにある(付加する)ストーリー”って重要だなぁ
・暖炉用の薪を運ぶのは意外と大変だ。。。(オーナーさん元気だなぁ。)
・電球を取り換えたらありがとうって言ってもらって嬉しかった!

12170618_917620931654113_1346013936_n12167879_917620991654107_12529659_n

Profile  光井周平

1983年広島生まれ。幼少期から城好きだったことが要因で中学校卒業後に呉工業高等専門学校(呉高専)建築学科に入学。 卒業後は広島大学に編入学をして、大学院工学研究科博士課程前期、後期を経て母校である呉高専に教員となる。 専門分野は建築構造で、助教として主に木造建築に関する研究をしている。 学生とともに呉市両城の空き家再生プロジェクトに取り組み始めて以来、“場(空間)”と“そこに集う人々”が地域の活性化に どのような役割を果たすのかに関心がある。2015年10月から12月まで民間企業研修のためツクルバで活動中。