DAY 2 sproutは刺激がいっぱい

  • 2015/10/20

sproutとは?

発芽する!渋谷発プレゼンプラットフォーム。BtoCベンチャー応援コミュニティ「sprout」
http://tsukuruba.com/sprout/

って何だ?前からFacebookでこういうイベントをやっていることは知っていましたが、研修2日目にして記念すべき第10回のsproutに参加する機会を得ました。sproutは渋谷を舞台にベンチャー企業の経営者が様々な商品やサービスについてプレゼンテーションをするイベント。トーマツベンチャーサポート、IBMによるベンチャー企業サポートのためのスタートアップ企業支援プログラム「BlueHub」、co-ba shibuyaの3者が主催しています。このイベントは参加者に登壇者の商品やサービスのファンになってもらってそのコミュニティを形成するという視点で開催されていることが特色です。今回は渋谷にある朝日新聞メディアラボ渋谷分室で開催されました。司会進行を担当するツクルバの「のんたん」こと山本倫広さんの後ろにくっついて会場へ。会場準備を経ていよいよイベントスタート。

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▲スタート前の会場

200秒のプレゼンのインパクト

sproutでは登壇者のプレゼンテーション時間が20秒×10枚=200秒と決まっています。20秒経つと強制的にスライドが切り替わるというシステムで、登壇者は限られた時間に観衆にいかにインパクトを与えるかが重要になります。テンポよく進むプレゼンはそれぞれ話し手の個性が出ていてとてもおもしろい。3分ちょっとのプレゼンが終わると聴衆からの質問タイム。イベントに集まる人の特徴なのか、「こんな機能があればもっといい!」とか「さっそく自分も使ってみたい!」とか、前向きであったかいコメントばかりという印象でした。特におもしろかったのは「私がやっている事業とあなたのサービスとで何かコラボしてみませんか?」というような話が出てくること。チャレンジする人がたくさん集まってsproutという場でつながっていく。これからも続いていくであろうこのイベントから新しいモノ・コトがどんどん生まれていくんだろうなと感じたイベントでした。

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▲魅力的なプレゼンテーションが次々と

どんな人が新しいモノ・コトを生み出すんだろう?

最近気になっていることがあります。全国の地域創生プロジェクトとかに取り組んでいる人にはなぜ「大手広告代理店」とか「大手コンサルタント会社」とか「大手人材紹介会社」とかに勤めた後にベンチャー企業を立ち上げて・・・というような人が多いのだろうか?そう考えているところで参加した今回のsproutでしたが、その答えに少しだけ気付いたような気がしました。1つは視野と興味の幅の広さ。もう1つはみんながとても楽しそうにしていること。今回のイベントの参加者はみんなすごく積極的に登壇者や他の参加者に話しかけていて会話が弾んでいました。(私は雰囲気に終始圧倒されて隅っこに。相手をしてくれたカメラマンさん、ありがとうございました。)チャレンジする人たちの活発なコミュニケーションから新しい何かが生まれる。そんな場に学生も(もちろん教員も)もっと入って雰囲気を体感できたらおもしろくなるだろうなと思った研修2日目でした。

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▲プレゼン後の懇親タイム

◆今日のみっちー日記◆
10/20(火)・晴れ
・チャレンジする人たちの活発なコミュニケーションから新しい何かが(きっと)生まれる
・Lサイズのピザ14枚は意外と早くなくなる(もうちょっと食べたかったなぁ)
・ビールがいっぱいのビールケースは重たい(危うく研修2日目に腰痛でダウンするところだった)

Profile  光井周平

1983年広島生まれ。幼少期から城好きだったことが要因で中学校卒業後に呉工業高等専門学校(呉高専)建築学科に入学。 卒業後は広島大学に編入学をして、大学院工学研究科博士課程前期、後期を経て母校である呉高専に教員となる。 専門分野は建築構造で、助教として主に木造建築に関する研究をしている。 学生とともに呉市両城の空き家再生プロジェクトに取り組み始めて以来、“場(空間)”と“そこに集う人々”が地域の活性化に どのような役割を果たすのかに関心がある。2015年10月から12月まで民間企業研修のためツクルバで活動中。