DAY 13-14 呉高専に帰ってきました!

  • 2015/11/01

今週末は高専祭

10/31、11/1の土日は呉高専で毎年恒例の「高専祭」が開催されました。日曜日にどうしても参加しないといけない行事があったため、東京での研修後2週間でいったん広島に帰りました。

中目黒の駅を早朝に出発して新横浜駅から新幹線で広島へ。広島からはJR呉線に乗って高専の最寄りの安芸阿賀駅まで向かいます。今日は天気もよくて車窓から見える瀬戸内海の景色もきれいです。通勤時にはときおり海上自衛隊の潜水艦が浮上航行しているのが見えます。安芸阿賀駅は呉駅の東隣の駅。休山トンネルという通過するのに3~4分くらいかかる長いトンネルを抜けるとたどり着きます。

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▲単線で時間はかかりますが景色はきれいです

呉高専の周辺は学校が集まっている地域で、周辺には阿賀小学校、阿賀中学校、市立呉高校、県立呉南特別支援学校、広島文化学園大学などがあります。

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▲周辺には学校が立ち並びます

高専祭は「高専祭実行委員」の学生たちが自分たちでつくり上げるイベント。たくさんの模擬店のほかにステージ企画やダンスパーティー、最終日には花火も打ち上げられます。高校でも大学でもない、高専ならではの文化祭になっているかと思います。今年は天気もよかったので保護者の方や地域住民の方もたくさん来られていました。

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▲校内にはたくさんの模擬店が。ハロウィンで仮装も多かったです。

学校内を歩いていると学生たちから次々に声をかけられます。「帰ってきてたんですか!?」「東京どうですか?」「ブログ見てます!」話しかけられるのと同じくらい「うちの模擬店の○○買ってください!」と頼まれるのでつぎつぎと食べ物が。でも学生たちから「おかえりなさい」って言ってもらえるのは嬉しかったです。高専祭には多くの卒業生も戻ってくるので、卒研指導をした学生にも会えました。まだ2週間ですが、研修が終わって年明けに会うときには学生にたくさんお土産(ものではなくて)を持って帰りたいと思います。

IMG_1501▲かわいい学生たちに囲まれて教員って幸せな仕事だなと思います。

co-ba kure-kosenではカフェを営業中

 せっかく呉高専に戻ったのでco-ba kure-kosenがどうなっているのか見学に。高専祭期間中は学生団体「ASK-URE」がco-ba cafeをやっていました。

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▲co-ba kure-kosenは呉高専の図書館棟1階にあります

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▲高専祭期間中はカフェを営業中

メインはコーンポタージュ。100円でコーンポタージュを買うと無料でコーヒーもどうぞ、というちょっと不思議な形式でした。マスターはASK-UREの専攻科2年・内田博也君。彼はco-ba kure-kosenのスタート時からの呉高専での様々な取り組みで学生の中心となって活動してくれています。co-ba cafeの企画は、実は以前に休憩時間を使って自主的にやっていました。学生からこうした取り組みをやってくれるのはとても心強い。後輩たちもぜひ続いてほしいと思います。

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▲変化するco-ba kure-kosen。各地のco-baとコラボできたらおもしろいですね。

◆今週末のみっちー日記◆
10/31(土)・11/1(日) 高専祭日和
・学生たち(私にとっては後輩でもある)と関われる教員という仕事はやっぱりすばらしい
・呉高専のco-baは学生たちの手によって日々変化しているのがおもしろい
・学生がつくる揚げもみじ饅頭が予想以上においしかった

Profile  光井周平

1983年広島生まれ。幼少期から城好きだったことが要因で中学校卒業後に呉工業高等専門学校(呉高専)建築学科に入学。 卒業後は広島大学に編入学をして、大学院工学研究科博士課程前期、後期を経て母校である呉高専に教員となる。 専門分野は建築構造で、助教として主に木造建築に関する研究をしている。 学生とともに呉市両城の空き家再生プロジェクトに取り組み始めて以来、“場(空間)”と“そこに集う人々”が地域の活性化に どのような役割を果たすのかに関心がある。2015年10月から12月まで民間企業研修のためツクルバで活動中。