【マネージャーインタビュー】co-ba chofu |co-ba chofu 運営者・コミュニティマネージャー / 合同会社 PATCHWORKS代表 薩川良弥

  • 2015/06/24

2014年、調布にオープンしたco-baを運営する、マネージャーの薩川良弥さんに日々の活動や、スペースの魅力などについて伺います。

お名前と肩書きを教えてください。

→薩川良弥です。co-ba chofuの運営者・コミュニティマネージャーです。
最近、合同会社を立ち上げまして、その会社の代表社員でもあります。(PATCHWORKS LLC

 

マネージャーになったきっかけを教えて下さい。

→地元が調布なんです。自分の生まれた地域で自分の働き方をつくる事を決心して、仲間と一緒に活動を始めたところ、co-ba chofuの運営のお話を有難くも頂いたのがきっかけでした。

 

オープンして9ヵ月たちましたが様子はどうですか?変化がありますか?

→会員さん同士で仕事上の関わりが生まれたり、行政の方や、地域の企業の方等の出入りもあり、地域との接点も増えてきていますよ。 

 

—co-ba運営のなかで大切にしている事がありますか?

→多様な方がいらっしゃるので、その方達がそれぞれに過ごしやすい空間、空気づくりですね。自由度というか「余白」の部分はやっぱり大切だと実感しています。

 

マネージャーとしての心得があれば教えて下さい。

→スペースとしての魅力は「人」がつくると思います。人の魅力を伝えたり、相乗効果を生むことができれば、それがco-ba chofuを魅力的な場にする事に繋がる。

発信も勿論大事な事ですが、一人一人の人がどんな人か知ったり、誰かと繋げたり、草の根的な事も、マネージャーとしては、とても大事な事だと思います。

…あとは、とりあえず毎日笑って過ごしていたい!ですね(笑)

 

このco-baをどんな場所にしていきたいですか?

→この場をきっかけに、皆さんのご活動や事業の発展に繋がる作用が生まれる事が理想ですね。仕事上の助け合いも勿論なのですが、「この人と一緒に何かやりたい」って思えるくらいの関わりが生まれれば最高です。

 

日々のco-baで面白いエピソードがあれば教えて下さい。

→会員の方と一緒に「調布を面白がるバー」という企画で、調布のまちで過ごす為の理想のアイディアをブレストする飲み会を行っています。開催を続けるうちに、「自分達で、出来る事をやろう!」という話になり、一部の会員さんで”まちをリデザインする”というコンセプトの会社を立ち上げる事になりました!

 

将来的に取り組んでいきたいことなど教えて下さい。

→「地域の活性」の観点で言うと、個人的には行政が行う取り組みも、市民側で担っていける様な組織がつくりたいと言うのが一つ。それが本質的に地域活性に重要な要素だと思っています。あと「働き方や暮らし方をより良く」という観点で言うと、調布発の事業を生み出せる風土をつくりたい。

その際にキーワードとなると考えているのは、「関係の質」と「需要と共有が成り立つコミュニティー」です。この場所にくれば多様な方が関わりあえて、且つ地域の縁の中で、需要と供給が回る関係を皆さんと育み合いたいです。

地域内の需要と供給のレベルは例え小さくても構わないと思ってるんです。大事なのはその先で、そこで得たアイディアやノウハウ、スキルをシェアしながら、新しい物事に恊働で取り組んでいくこと。地域の困り事の解決から始め、ブラッシュアップされた、より良質なサービスや物事を世の中に発信していく。そんな理想の関係が調布の地域でならつくれると思ってます。調布の方は良い人が本当に多いですし。

 

自由にメッセージを下さい!

→co-ba chofuは、多様な方の拠点でありたいと考えています。調布の地域の文脈も大切にしていますが、ただオフィススペースとしてご利用頂きたいという方にも、気持ちよくご利用頂ける様に努めて参りますので、ぜひお気軽にお立ち寄り頂ければと思います!


[Profile] 薩川良弥

co-ba chofu 運営者・コミュニティマネージャー / 合同会社 PATCHWORKS代表