10周年記念　co-ba CHOFUの10年を振り返る

2024/09/01

会員制コワーキングスペース「co-ba CHOFU（コーバチョウフ）」は今年9月で10周年を迎えました。

少しずつ運営の仕方を変えながら、現在もさまざまな働き方の会員さんが、さまざまな形でコーバを利用しています。
10周年を記念して、これまでの歩みをふり返ります。

創業物語　～新たな文化・暮らしのスタイルを発信する場を目指し

「コワーキングスペース」「リモートワーク」という言葉がまだ珍しかった2014年にco-ba CHOFUは誕生しました。

そのきっかけとなったのは、2年以上かけて開催した住民参加型のまちづくりワークショップ「調布まちみらい会議」です。その中で抽出された「新たな文化・暮らしのスタイルを発信する場」を目指し、会員制のシェアードワークプレイスとして創業しました。

その中心人物が、調布で100年続く地元企業林建設株式会社の専務取締役（当時）西川一幸さん。
新しい発想の拠点を目指し創業した当時のインタビューがこちらです。

【オーナーインタビュー】co-ba chofu ｜林建設株式会社専務取締役西川一幸（2015/06/25公開）

住みやすい豊かな社会とは何かを地域住民とともに考え誕生したco-ba CHOFU。その思いを引き継いで行けたら、行かなければと身が引き締まります。

初代の運営を任されたのは、地域と繋がりながら問題と魅力を抽出し「まちをリデザインする」合同会社 PATCHWORKS代表の薩川良弥さん。
調布で初めてのコワーキングスペースを作り上げ、新しい働き方を発信してきた薩川さんが考えていたことはこちらです。

【マネージャーインタビュー】co-ba chofu ｜co-ba chofu　運営者・コミュニティマネージャー / 合同会社 PATCHWORKS代表薩川良弥（2015/06/24公開）

co-ba CHOFUで出会い、会員と作ったのが合同会社PATCHWORKSだそうです。コワーキングスペースは多様な人々が集まるからこそ、そのような可能性を秘めてもいるのです。

移転物語　～働きすぎないゆとりと多様な人たちが混ざり合う働き方を提案

「心地よく暮らし、はたらく」を掲げ、身近な地域から新しいはたらきかたを生み出す仕組みづくりをしている非営利型株式会社Polaris（ポラリス）が運営を任されたのは2016年11月。

コロナ禍では、館内の消毒、「密」回避、営業の制限などに翻弄されましたが、振り返ればリモートワークという新しい生活スタイルの定着のきっかけにもなりました。その後、入居していたビルの老朽化により、2021年3月に今の場所に移転。ポラリスの事務所も併設した新しいコワーキングスペースの内装は、たくさんの人の手を借り、「DIT（Do It Together）ワークショップ」という形で作り上げました。そこにはさまざまな思いが詰まっていました。

「cococi×co-ba CHOFU」にかけた想い　～つながりの根が大樹になるまで～（2021年4月30日公開）

多くの人が関わり参加したワークショップの様子はこちら

つながりの根を張り巡らせる「ワーク＋コミュニケーション」空間　co-ba CHOFU（2021年4月30日公開）

単なる「働くための箱」ではない空間であることを今一度確認しながら作り上げられた新コーバ。心地よく働ける環境を日々整えながら、会員の交流イベントや、会員以外も参加できるイベントなどもさまざま開催してきました。

現在の物語を作る会員の皆さん　会員アンケートから

コロナ禍が落ち着き、創業10年を迎え、「コワーキングスペース」「テレワーク」が当たり前となった現在。毎日のように利用する会員さん、自宅とコーバ・会社とコーバを使い分けて仕事する会員さん、住所利用のみの会員さんなど、日々さまざまな会員さんがさまざまな形でco-ba CHOFUを利用しています。
現在の物語を作る会員の皆さんはこんな方々です！