シード・アーリーステージのスタートアップ向けセットアップオフィス「HAMMER by co-ba」を 2022年4月 代官山に開業、入居企業の募集を開始

株式会社ツクルバ（本社：東京都目黒区、代表取締役CEO 村上浩輝、以下「ツクルバ」）と株式会社ワングローブキャピタル（本社：東京都品川区、代表者　瀧口浩平、以下「OGC」）が協業し、シード・アーリーステージのスタートアップ向けのセットアップオフィス「HAMMER by co-ba」（ハンマー バイ コーバ）を渋谷区猿楽町（代官山）に2022年4月1日に開業します。本日より入居企業の募集を開始します。
https://co-ba.net/hammer/

シード・アーリーステージのスタートアップのニーズに応える機能、施設、入居プランを備え、その急成長を支えます。

背景・コンセプト・ターゲット

昨今、スタートアップ市場の拡大や起業活動への注目を背景に、インキュベーション施設やスタートアップスタジオなど、起業家を支援する取り組みが進んでいます。一方で、オフィ　スを借りようとするとき、初期費用や退去時の原状回復、契約期間の縛りなど、費用や手間がかかり、固定的なオフィスが、スタートアップの新規事業推進上のリスクとなる場合がありました。また、インキュベーション施設等のスタートアップ支援を行う施設では登記等が難しい場合も多く、スタートアップの成長に必要なオフィス機能が充足していないケースがあります。

上記のような背景を受け、「HAMMER by co-ba」は、成長するスタートアップが事業に専念できる環境を提供していきます。HAMMERは文字通り金槌です。起業家それぞれの強みや特色が出やすい創業期のメタファーとして名前をつけました。

利用のターゲット層は、3～30名程度の創業からシード・アーリーステージのスタートアップを想定しています。

特徴

1. 「個室」と「オープンスペース」を組み合わせた新しいオフィス
2. フレキシブルな入居プラン
3. 登記や各種連携サービスなど必要なオフィス機能

1. 「個室」と「オープンスペース」を組み合わせる新しいオフィス

入居企業は、壁で囲われた「個室」と、個室に隣接する「オープンスペース」を、自社のオフィスとして専有できます。「個室」はプライバシーが確保された空間で、レイアウトを考える手間のないセットアップ型ながらも椅子やデスク上の環境は自由にでき、初期の企業文化を醸成しながら事業に集中できます。「オープンスペース」は、ブレストやオンラインMTGや来客者との打ち合わせの場として、インターンなど不定期に出社するスタッフの執務スペースとして、人数が増えることを見越したバッファの席としてなど、使い方の自由度が高く、急拡大する組織を支えます。

「オープンスペース」は、入居企業が独自に専有する部分でありながら、ゆるやかに他入居企業とのつながりも感じられるスペースのため、適度に刺激を与え合い、セットアップオフィス全体の活気を生み出す効果も期待されています。

2. フレキシブルな入居プラン

9㎡から66㎡まで、全10室の大きさの異なる個室を用意しており、人数が増えた際に空きがあれば、同じ登記場所で移転・拡大が可能です。また、一般的なオフィスは解約予告期間が6ヶ月以上と長期にわたる例が多いですが、本拠点では3ヶ月とし、よりフレキシブルなオフィス入居を後押しします。

3. 登記や各種連携サービスなど必要なオフィス機能を提供

「HAMMER by co-ba」に契約すると、法人登記の際に本社として登録することが可能です。他にも、外部の来訪者を含む打ち合わせが行える会議室やメンバー同士のコミュニケーションに使えるキッチンスペースなど、専有部に加えてアーリーステージのスタートアップに必要なオフィス機能を備えます。co-baでもニーズの高いプリンターなどの必要最低限の共用機能も備えています。24時間利用可能なので、時間を気にせず事業に打ち込むことができます。また、今後会員専用の優待サービス等も拡充させていく予定です。

▲1F 共有部

▲1F 個室と専有可能なオープンスペース

▲1F 個室と専有可能なオープンスペース

▲2F エントランス

▲2F 個室と専有可能なオープンスペース

▲2F 個室内

「HAMMER by co-ba」の企画・デザインに込めた想いや特徴の詳細はこちらをご覧ください。

https://note.com/coba_ebisu/n/nce54008b09f7

契約プランについて

本日、2022年2月7日（月）より全プランの入居者の募集と契約を開始します。

お申込み・問い合わせ・見学希望は下記をご確認ください。

https://co-ba.net/hammer/

・対象：
　創業～シード・アーリーステージのスタートアップ
　※起業することを前提にした個人契約も可能

・契約プラン：
　利用料金：¥242,000〜¥880,000(税込)
　面積：9.0～66.4㎡
　初期費用：月額利用料の3ヶ月相当額
　個室数：10部屋（1F　7部屋、2F　3部屋）
　※個室のサイズにより利用料金が異なります。

施設概要

名称：
HAMMER by co-ba（ハンマー バイ コーバ）

住所：
東京都渋谷区猿楽町4-10 OG代官山1階・2階（東急東横線「代官山」駅
 徒歩7分、JR山手線「渋谷」駅　徒歩10分）

面積：
149.4坪（約493.8㎡）

営業時間：
24時間365日

施設：
【1F】個室（9.04㎡～27.16㎡）7部屋、共用スペース（打ち合わせスペース、カフェカウンター、会議室1つ）
【2F】個室（48.74㎡～66.46㎡）3部屋
※面積は専有オープンスペース含む　　　　　　

運営体制：
ワングローブ・キャピタル（オーナー）、
企画・設計・デザイン・運営（ツクルバ）

その他：
共有部でのアクリル板や消毒液の設置、定期的な換気など、新型コロナウイルス感染症対策も行っています。

セットアップオフィスの開業について　各代表のコメント

村上浩輝（株式会社ツクルバ　代表取締役CEO）

この度、ワングローブキャピタル社のビジョンに共感し、「HAMMER by co-ba」の企画・設計・運営をサポートさせていただきました。2社の協業で当施設を世の中にお披露目できることをとても嬉しく思います。

「co-ba」はツクルバとして最初に生み出したサービス・プロダクトです。「あらゆるチャレンジを応援する」というミッションを掲げ、シェアオフィスというフレームワークを使って、初期段階の成長企業やSMB及び個人事業の支援を行ってきました。

我々の知見を応用することでワングローブキャピタル社が描く理想を実現でき、この場を媒介として多くの志高い企業が成長し、世の中を実際に変えていくことを願っています。

瀧口浩平（株式会社ワングローブキャピタル　代表）

ワングローブキャピタルでは、志高い起業家の創業やゲームチェンジを、私の周囲の力を借りながら少しずつ支援させていただいています。このビルは投資先向けのものでしたが、ツクルバ社のお力を借りて「HAMMER by co-ba」として一般の方々にもご利用いただけるようにしました。

「HAMMER by co-ba」では創業期の時間の無駄を省くことと必要なファシリティを揃えることをツクルバ社に相談させていただきました。今後はソフト面として、最低限決めるべき規程類の雛形や、ベンチャー企業への理解のある各種専門家の協力などを増やしたりしていこうと思っています。このあたりは、入居者からの相談に応じて補強していくことを考えていますので、是非「HAMMER by co-ba」のコミュニティマネジャーに相談してみてください。

創業期というものは、「わからないこと」すらわからない中で、夢中で学びながら社会で試す時期であると思います。入居企業の皆様が、一生の記憶に残るような濃密な時間を楽しみ、それを成長に繋げていただけたら嬉しいです。

株式会社ツクルバ 会社概要

やがて文化になる事業をつくり続ける場の発明カンパニー。「『場の発明』を通じて欲しい未来をつくる」というミッションのもと、デザイン・ビジネス・テクノロジーをかけあわせた場の発明を行っています。
https://tsukuruba.com/
会社名：株式会社ツクルバ（東証マザーズ 証券コード：2978）
所在地：東京都目黒区上目黒1丁目1−5 第二育良ビル2F
設立：2011年8月
代表者：代表取締役CEO 村上 浩輝
事業内容：中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo（カウカモ）」（https://cowcamo.jp/）の企画・開発・運営、シェアードワークプレイス「co-ba（コーバ）」（https://co-ba.net/）や空間プロデュースを含む不動産企画デザイン事業

株式会社ワングローブキャピタル　会社概要

会社名：株式会社ワングローブキャピタル
設立：2019年2月
代表者：代表取締役　瀧口浩平
https://oneglobe.capital/

「co-ba（コーバ）」とは

全国各地に広がる「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトにしたシェアードワークプレイス・コワーキングネットワーク。会員（メンバー）は、起業家やスタートアップ、デザイナー、エンジニア、編集者、建築家、地域で活動するNPOなど、多岐にわたります。メンバー同士がお互いのアイディアやスキルを共有することで、新たなコラボレーションが生まれる場を目指しています。
https://co-ba.net/