2018年5月に釜石大観音仲見世にシェアオフィスco-ba kamaishi marudaiがオープンします。
釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトを推進する宮崎達也が、シェアオフィスco-ba kamaishi marudaiを運営。釜石再生に向けて、都市部からやって来るローカルベンチャーや、市内外のフリーランス、個人事業主が集まる拠点になります。
釜石大観音仲見世は昭和52年に、今のような姿の商店街になりました。
当時としても珍しい、統一された外観の建物群は、創設者の強い思いを表しているようです。
それから20年ほどは時代の背景などもあり、とてもにぎわった商店街でしたが、その後の20年は1軒ずつシャッターを閉めていくようなスピードで閉店していき、現在は1軒も営業していません。
そんな仲見世のシャッターをあけるべく始まったのが、今回のプロジェクトです。
仲見世の再生に取り組み始めたのは3年前、釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト(任意団体)の活動からでした。
イベントを開催したり、景観を改善するボランティアなどを行い、忘れられていた仲見世の魅力を発信。
でも、なかなか新しい店舗を誘致することは出来ず、2年が経過しました。
そんな時、釜石市が地域おこし協力隊、釜石ローカルベンチャー事業が立ち上げました。
これを機と考え、パートナー団体として釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトも手をあげます。
同時に、釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトの代表である宮崎達也が、釜石ローカルベンチャー事務局が事務所を探しているという話を聞き、自社(株式会社 宮崎建築事務所)の出資でシェアオフィスを設立することを決定。
都市部からやって来るローカルベンチャーや、市内外のフリーランス、個人事業主が仲見世に集まることでコミュニティができます。その結果、仲見世で出店する人も現れるなど、釜石の再生につながると考えました。
東日本大震災からの復興を目指す中、釜石市全体としても産業の再生が必須で、そのための後押しにもなると考えています。
空き店舗(旧マルダイ)の物件を購入し、DIYを交えてリノベーションを行い、約1年の準備期間を経て、この度オープンの運びとなりました。
設立にあたっては、全国に広がるネットワークをもつco-ba NETWORKに参加。
この場所で、釜石のみならず全国のチャレンジする人と出会うきっかけをつくります。
5/19(土)に、co-ba kamaishi marudaiのオープニングイベントを開催します。ゲストをお呼びしたトークイベントも行いますので、興味のある方はぜひご参加ください。
▼co-ba kamaishi marudai 公式WEBサイト
▼5/19(土)開催 co-ba kamaishi marudai オープニングイベント
https://www.facebook.com/events/373087236543104/
▼co-ba NETWORK 公式WEBサイト