DAY 3 リトル石巻

  • 2015/10/21

今日は初めてのインタビュー

研修3日目はco-ba運営者インタビューから。今回の研修の目的の1つに「co-baを運営するヒトのキャラクターやスタンスがco-baコミュニティの形成にどのような役割を果たしているのかを考える」ということがあります。今日はco-ba shibuyaのコミュニティマネージャーを務める「たもっちゃん」こと國保まなみさんにインタビューを決行しました。

とは言っても、インタビュー経験もないので手探り状態。教員も新しいことにどんどんチャレンジします!とりあえず聞きたいことを事前に整理して、ICレコーダーとカメラ持参で本番を迎えました。時間はかかったけど有意義な時間でした。インタビュー内容を文章化するのに少し時間がかかるので、詳細はまた改めてご紹介したいと思います。

tamo_01
▲たもっちゃんインタビューの様子は後日掲載

丸の内で開催中の石巻イベントに潜入!

夕方からは新丸の内ビルディングで開催されているイベント「リトル石巻」へ。今夜は「石巻UNDER30ナイト」。石巻に移住して活動している20代の3人のプレゼンが聞けるとのこと。プレゼンターの1人・アートディレクターの安達日向子さんが以前ツクルバでインターンをしていたので行ってみては?と教えてもらって渋谷から丸の内へ。

ファイル_000
▲このポスターのデザインも安達さん

震災から4年半、私はまだ被災地に行ったことがありません。一度クラブ引率で福島に行くチャンスがあったのですが諸事情あって断念。今年7月にも高専の同僚の先生と気仙沼訪問を計画していましたが台風のため中止に。今日のイベントが被災地についてテレビとか以外でちゃんと話を聞くのは初めての機会になりました。

“世界で一番面白い街になろう”。展示されていたTシャツに書かれていたこの一文から今の石巻のポジティブなエネルギーを感じました。アートディレクター、フォトグラファー、メディアディレクターの3人がそれぞれの活動についてプレゼンしてくれましたが、どれもとても前向き。いずれも震災後に石巻に移住した20代がこんなにもいきいきと活動していることに心揺さぶられました。今回の研修期間中に一度石巻を訪問しようと思います。教育に携わる者として、被災地の今を実際に見て学生に伝えたいと強く思った夜でした。

ちなみに、プレゼンターの1人・メディアディレクターの嶋脇佑さんは高専卒業生でした。また1人、社会で活躍するすてきな高専出身者に出会えました。そして、ツクルバの元インターン生、安達日向子さんには明日co-ba shibuyaにてインタビュー予定。楽しみです。

◆今日のみっちー日記◆
10/21(水)・晴れ
・co-baは“場所”ではなく”コミュニティ”。やはり関わるヒトが大事なんだという思いが高まる
・がんばってるぞ、高専卒業生
・そうだ、石巻に行こう

Profile  光井周平

1983年広島生まれ。幼少期から城好きだったことが要因で中学校卒業後に呉工業高等専門学校(呉高専)建築学科に入学。 卒業後は広島大学に編入学をして、大学院工学研究科博士課程前期、後期を経て母校である呉高専に教員となる。 専門分野は建築構造で、助教として主に木造建築に関する研究をしている。 学生とともに呉市両城の空き家再生プロジェクトに取り組み始めて以来、“場(空間)”と“そこに集う人々”が地域の活性化に どのような役割を果たすのかに関心がある。2015年10月から12月まで民間企業研修のためツクルバで活動中。