DAY 23 東京高専訪問~のんたん母校へ帰る~

  • 2015/11/11

教員1年目にニュージーランドでの教員英語研修に参加したのですが、そのときにお世話になった先生が現在東京高専で教えておられるので、今日はその先生にお会いするために東京高専に行くことに。

現在、全国には国立高専が51校、公立が3校、私立が3校あります。都内には国立の東京高専(八王子)、公立の都立産業技術高専(品川・荒川)、私立のサレジオ高専(町田)の3校があって、今回伺ったのは八王子市にある「東京工業高等専門学校(東京高専)」です。

東京高専と言えば、ツクルバの「のんたん」こと山本倫広さんは東京高専の情報工学科出身。ということで、今日は2人で東京高専に向かいます。京王線の特急に乗って新宿から約40分ほどで最寄りのめじろ台駅に着きます。新宿から離れるにしたがって乗客もちょっとずつ少なくなり、駅に停車中に電車の外から聞こえるのも鳥のさえずりだけになっていきます。めじろ台駅に着いたら歩いて高専へ。

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▲どら焼きをほおばりながら高専に向かうのんたん

めじろ台駅から歩くこと約15分で東京高専に到着しました。ちょうど授業をしている時間帯で校内は静かです。まずはのんたんに学校を案内してもらいました。

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▲正門前で母校の写真を撮るのんたん

東京高専には機械工学科、電気工学科、電子工学科、情報工学科、物質工学科の5つの学科があり、約1,100人の学生が在籍しています。呉高専は4学科なので東京高専の方が少し規模の大きな高専です。

校内を歩きながらのんたんの学生時代のことなどを聞いていると、先生方から声をかけられます。母校に帰ってきたときにこうして声をかけてもらうと嬉しいですよね。

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▲春には桜がきれいに咲きそうです

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▲校内にヒツジが!

 驚いたのは校内にヒツジがいること!物質工学科の関連でやってきたようですが、現在は「羊部」というクラブがあって世話をしているそうです。ジャグリングをしているクラブもありました。

掲示板に貼ってあったポスターに「話のあう仲間がいる。」と書いてありましたが、ものづくりが好きだったり興味があったりする学生が多く集まっているので、確かにそういう仲間がいるというのは高専の特色かなと思いました。呉以外の全国の高専も訪ねてみるとおもしろいかなと思った1日でした。

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▲東京高専は今年で50周年。イメージキャラクターがいました。

◆今日のみっちー日記◆
・高専もところ変わればまったく雰囲気が違う。
・東京高専の先生から先進的な取り組みを聞いてとても刺激になった。
・東京高専にはヒツジがいる。

Profile  光井周平

1983年広島生まれ。幼少期から城好きだったことが要因で中学校卒業後に呉工業高等専門学校(呉高専)建築学科に入学。 卒業後は広島大学に編入学をして、大学院工学研究科博士課程前期、後期を経て母校である呉高専に教員となる。 専門分野は建築構造で、助教として主に木造建築に関する研究をしている。 学生とともに呉市両城の空き家再生プロジェクトに取り組み始めて以来、“場(空間)”と“そこに集う人々”が地域の活性化に どのような役割を果たすのかに関心がある。2015年10月から12月まで民間企業研修のためツクルバで活動中。