音楽イベントが開催されることも多い気仙沼のco-ba。今日はTRIPLANEというアーティストの「TRIPLANE東北ライブ懇親会」が開催されました。
みなさんお分かりかと思いますが、私はライブというものに行くことがめったにありません。(最近は妻の影響で多少経験がありますが。)そんな私が今日は会場スタッフという立ち位置で参加。
今回のイベントのことを聞くまでTRIPLANEというアーティストを知りませんでした。さすがに何も知らずにライブに行くのは、と思って事前に予習を。TRIPLANEは2004年にデビューしたバンドでボーカル/ギターの江畑兵衛さん、ギターの川村健司さん、ベースの武田和也さん、ドラムの広田周さんの4人組。全員が北海道出身です。バンド名の「TRIPLANE(トライプレイン)」とは三翼機(翼が3枚ある飛行機)のことです。詳しくは以下のホームページ参照。
TRIPLANE公式サイト
http://www.triplane.jp/
事前に曲も確認しました。普段からいろんな音楽は聞くんですが、もしすごくヘビーなロックとかだったらどうしよう、すごく早口のラッパーだったりしたらどうしよう、ライブの時間中耐えられるかなぁ、とかいろいろ考えながら聞きましたが、すごく好きな感じの曲ばかりで安心しました(笑)わくわくしながら会場のco-ba kesennumaへ。
スタッフ枠なので、リハーサルの段階から会場に入れてもらいました。ライブ経験のレベルが一気に高くなった気がしつつ、続々と笑顔で来場するお客さんたちを見ながら開演を待ちます。
若い人が多いのかなと思いましたが、年齢層はすごく幅広くて驚きました。家族で来場している方もちらほら。50名以上が来場してco-baは満員御礼です。
19時過ぎに始まってからあっという間の約1時間。歌のよさもさることながら、観客のみなさんの、特に高校生とか若い人の笑顔が溢れるあったかい雰囲気がとてもよかった。
ライブ終了後はグッズ販売の時間。メンバーのみなさんが1人1人に丁寧に対応されているのが印象的でした。こんなにみんなの距離が近いライブは珍しいのでは?co-baに初めて来た!という方もいらっしゃいました。この場所ではいろんな使われ方で気仙沼の内外の方がつながっていくようです。
メンバーは東日本大震災以降、復興支援の取り組みもする中で「いつか気仙沼でライブができたら」と考えていたのだそうです。そんな中でいろいろな縁でつながって今回のライブが実現。ライブの前には気仙沼の高校生たちとサッカーをしていたそうです。きらきらした目でライブに来ていた高校生はきっとその子たちなのでしょう。
ライブ終了後は幸運にも打ち上げにも参加させてもらいました。経験値がさらにアップ。こんな経験なかなかできないですね。メンバーの方々とお話もさせていただきました。ほんとに素敵なみなさんでした。気仙沼の人たちのあたたかさもすごく感じました。
すっかりTRIPLANEのファンになってしまったのでした。ちなみにお気に入りは「モノローグ」という曲です。ちゃっかりグッズもゲット。帰ったら学生に自慢しよう。
■■ちなみに■■
会場スタッフなので終了後は後片付け。テーブルのレイアウトが決まっているのかと思ってオーナーの杉浦さんに尋ねると、特に決まっていないとのこと。毎回イベントが終わってからその場で考えるんだそうです。今回は下の写真のようなレイアウトになりました。日々姿を変えるco-ba kesennumaです。
▲最新のテーブルレイアウト。もう変わっていると思います(笑)
◆今日のみっちー日記◆
11/28(土)・晴れ
・co-baでのライブ、会場のあったかい雰囲気が予想以上によかった!
・いろんな年齢層の人が1つの場に集まるっていいなぁ。
・CD買ってサインしてもらいました。帰ったら飾っておこう。
Profile 光井周平
1983年広島生まれ。幼少期から城好きだったことが要因で中学校卒業後に呉工業高等専門学校(呉高専)建築学科に入学。 卒業後は広島大学に編入学をして、大学院工学研究科博士課程前期、後期を経て母校である呉高専に教員となる。 専門分野は建築構造で、助教として主に木造建築に関する研究をしている。 学生とともに呉市両城の空き家再生プロジェクトに取り組み始めて以来、“場(空間)”と“そこに集う人々”が地域の活性化に どのような役割を果たすのかに関心がある。2015年10月から12月まで民間企業研修のためツクルバで活動中。